こんにちは。 福岡県に出されております緊急事態宣言のため
春日市では、今週(9/6~)から
「オンライン学習」
「分散登校」
「短縮授業」などの措置が取られています。
テレビや新聞などで先週の「オンライン学習」が大々的に取り上げられてましたね。
それぞれの学校での対応が一律でなかったことが意外でびっくりしました。
近しいところで言えば、私が地域コーディネーターとして関わる学校は、
今週」も「オンライン授業」です。
朝から昼過ぎまでみっちり。
当初は、子どもたちがしゃべる時に使うマイクを
勝手にオンにしたりして
「これ授業として成立してるか?」と思われる場面もありました。
しかし、その次の日には、そんなこともなくなり、 きっと「オンライン朝の会」で指導があったのかなと推察することができました。
長時間、画面を見ている子どもたちの目も気にかかります。
また、とある春日市内の学校では、マイクオフ、ビデオオフという学校もあったようです。
それは・・・子どもたち、どうしてるか分からないですよ苦笑
その学校は、
「人数が多くて回線に不備が出る」
それって最初から分かっていたことじゃないですか?
「ビデオオンにした方が逆効果という事例もある」
とのこと。これは学級経営に課題があるのかな?
たくさん疑問、違和感がわいてきます。
子どもたちの反応も確認せずに学習を進めるって・・・
それって情報の伝達だけですか?
悩んでいる子どもに寄り添えますか?
分かっている子どもだけの発言で学習が進まないですか?
人間が大切にしなければならない「間」とかありません?
もちろん、工夫を凝らして授業をしていただいている先生方へ
最大限のリスペクトは忘れていません。
ただ、「オンライン授業」が
「進んだ学習」や「世界の主流はこれ」みたいな扱いは違うと思います。
僕は、メリットとデメリットをしっかり考えてほしい!んです。
『スマホ脳』
読まれましたか?
これのすべてを鵜呑みにするわけではないですが、一つの資料として先生方にも読んでいただきたい内容です。(かなり売れてるみたいですけど・・・)
「オンライン授業=進んだ教育?」
なぜ、世界を基準に考える必要があるのですか?
どうして日本の教育が遅れていると言えるのでしょうか?
日本の教育の全てを肯定しているつもりはありません。
素敵なところもいっぱいあるんです。
僕はその素敵なところをたくさん味わわせてもらいました。
しかし、変えなければいけないこともあります。
例えば、「業務削減」です。
これまで積み上げすぎた業務の中で、
必要なものとそうでないものを精選していくことが大事です。
「働き方改革」=「時間短縮」と捉えられているところも
学校の形や先生方の働き方についても難しくしてしまっているように思います。
この「オンライン学習が最善」「オンライン学習が進んでいる」となるのは、
人間の脳の発達から考えても異なる気がします。
そんなに早く脳の仕組みは変化していません。
もっと人間らしい育ちのために、
特に10歳前までに本当に「オンライン学習」がいるのか考えていきたいものです。
最後に、子どもたち。先生方。保護者のみなさま。
もしコロナが収束し(with Coronaだと思いますが)、 緊急事態宣言が解消された場合に、このオンライン学習続けたいですか?
ヒラク
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