人吉災害支援に行ってきた。
復興までまだまだ時間を要しそうだ。 あの豪雨から3カ月、床下にたまった泥はつい昨日たまったかのようなドロドロの状態。 少しも乾いていない。
今回の災害支援は、教え子3人と共に。 異なる年齢、出身校、最初はうまく関係を築けるかどうか心配したが、杞憂に終わった。
共に、床板を外したり、泥を土嚢袋に入れたりする作業を通すことで、 次第に息があっていく。 みんな泥だらけ、汗だく。 真剣な中にも笑いもある。あの時と同じだ。
ホースから出る水で作業道具を洗いながら、泥のついた服まで一緒に洗う。
作業後。 晩ごはんをいただくことになった。
晩ごはんを食べている最中に、ユーモアある会話から笑い声が始まった。
人吉の方から「この若さが人吉に必要だ」とも言われた。 嬉しかった。 感化し合い、笑顔がつながっていく。 僕はとても幸せだった。
分断されつつある世の中で つながりの良さや重要性を体感できたのは、 彼らのおかげ。
教え子3人。 出身校は違えど、 同じ時間を共有してきたことで育った感性が 共に汗を流すことで共鳴し合う瞬間。 もちろん、それぞれのパーソナリティの影響もあるが、 お世辞抜きにステキだった。
このつながりや活動がもっと拡がれば、 もっと深まればいいなと心の底から思った。
そのために、僕は自分にできることを見つめ、 アップデートするための努力を欠かさないようにしないといけない。
最後になったが、 今回の活動のきっかけをつくっていただいたムラートさん、 一緒に作業したムラートさんの息子のトーガくん、 教え子のゆうか、まひろ、りおんには心から感謝している。
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